◆海外で人気！アキラ・クロサワ

昨日は、あいにくの雨の中、ロンドンの美容院に行きました。
夕方の予約ですが、午前中から出かけ、Natural History Museum、National Portrait Galleryを訪れました。 

・Natural History Museum（ロンドン自然史博物館）
動物学・昆虫学・古生物学・植物学・鉱物学の五つの分野からなる生命科学、地球科学の収蔵品の博物館です。
建物は、ロンドンのロマネスク様式建築の代表だそうです。
子連れの家族や学校の団体で混んでいました。
子ども達から大人まで楽しめる博物館ですね。

・National Portrait Gallery（ナショナル・ポートレート・ギャラリー） 
イギリスの有名人のポートレートを年代ごとに展示している美術館です。
歴史上の有名人や近年の有名人だけではなく、各年代の洋服、髪型なども興味深いです。
特別展は有料ですが、これも楽しめますよ。

Oxford Streetでウインドーショッピングをした後、予約前に美容室の近くにあるBritish Museum（大英博物館）にも行こうと思ってバスを待っていたら、若い男の人に大英博物館へのバスでの行き方を聞かれ、私もちょうど、そこへ行くということでバスを待つ間に話をしました。 
オーストリア人の大学生で初めてのロンドン観光だそうです。
オーストリアと言っても、多くの日本人が訪れるドイツのノイシュヴァンシュタイン城から車で50分の所に住んでいるそうです。
このお城、ロマンチック街道としての観光スポットとして有名ですが、ディズニーランドのお城のモデルとしても知られてますよね。
コスモポリタンなロンドンがとても気に入ったようで、「オーストリア人はフレンドリーではない。オーストリアは保守的で移民を受け入れなく残念に思う。」と言っていました。
ロンドンでオーストリアの仕事を見つけ短期間、住んでいた日本人が「ロンドンの方が住みやすく、好き。ヒットラーがオーストリア人だということに納得する。」と言っていたのを思い出しました。
オーストリアは盆地なので、夏は暑く、冬は寒いそうですが、いつか訪れてみたいですね。 

ところで、このオーストリア人は、日本にも興味があるらしく、黒澤明の映画もよく知っていました。
黒澤明は、日本で「世界のクロサワ」と呼ばれたように、本当にいろんな国で有名ですよね。
私にとっては、ちょっと眠くなっちゃうような時代劇って感じなんですけど。（笑）
そのオーストリア人も知っていたのですが、黒澤明の海外映画への影響は計り知れず、模倣をされたものも数多いそうですね。
アメリカの西部劇のほとんど、「スターウォーズ」、「未知との遭遇」、「ゴッドファーザー」、「ロード・オブ・ザ・リング」、「ラストサムライ」など、他にも多くの映画が影響を受けているそうです。 
日本人として恥ずかしながら、私は、イギリスで、黒澤明映画が好きな夫からそれを聞き、知りました。（笑）
皆様は、ご存知でしたか？