日本は台風12号が上陸し、被害をもたらしているようで、イギリスから案じております。
東日本大震災後、人間は自然の一部だということを感じてましたが、少し前のゲリラ豪雨、そして、この台風でそれを痛感している今日この頃です。
地震や津波などの自然災害はもちろん、原発事故による放射能の気象や地形による拡散、その後の食物連鎖による放射能汚染も人間が自然の一部だからですね。
イギリスの良い天候のせいか、日本の震災のストレスのせいか、この春の私の花粉症は、今までにないほどひどく、住まいの近くの養蜂家の蜂蜜を買って食べたり、食生活の改善を考えてウェールズで日本人の奥さんが手作りしている甘酒、味噌、納豆を取り寄せて食べていました。
そんな時、インターネットで、伝統製法の発酵食品が放射能に良いというのを知りました。
発酵食品に含まれるアミノ酸やクエン酸は、放射能を排泄する力があるそうです。
味噌、醤油、漬物、梅干など、昔ながらの自然食品ですね。
以前、味噌作りを習った時に先生から聞いたのですが、今の日本の大手食品会社の味噌は昔ながらの味噌と違い、発酵し過ぎて色が変わらないように製造されているそうです。
その先生曰く、忘れて、ものすごく古くなって発酵した昔の味噌がとても美味しいそうです。
臭いが少ない納豆なども、きっと発酵を止めて製造しているのでしょうね。
放射能には、他に塩、海藻、ペクチンを含む食品(リンゴ、ココア、バナナなど)も良いそうです。
ココアはポリフェノールが健康に良いだけでなく、フラバノールが心臓病ののリスクを減らすと、数日前、報道されていました。
東日本大震災の被災地の太平洋側の海岸線にある宿場町沿いの旧道は、この津波の被害のエリアを避けるように海岸線沿いに造られていたそうです。
家が津波で流され、2階だけが見つかった被災者は、「石油まみれの津波で流された2階の物は桐の箪笥、紬 の着物、漆器など自然の物は洗ったら油も落ちて使えるようになったが、ダウンジャケットなど化学繊維などで出来ているものは洗っても油が落ちなく使えない」と語っていました。
津波の被害のあったエリアは自然を残し、被害のなかったエリアに街を復興してほしいと願います。
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