長い間、投稿もできないほど、テレビ番組の翻訳で忙しい日々でした。
イギリスは、今、エリザベス女王即位60周年を祝う「ダイヤモンド・ジュビリー」という式典が行われています。
結婚式記念日で、25周年を銀婚式、50周年を金婚式、60周年をダイヤモンド婚式と呼ぶように、ダイヤモンドは60周年を意味し、ジュビリーは祝典という意味です。
60周年の次は、75周年のプラチナなのですが、86歳のエリザベス女王の15年後、エリザベス女王即位75周年の「プラチナ・ジュビリー」 はあるのでしょうか。
さて、5月24日のテレビのニュースで、「スパゲッティ・ジャンクション」が40歳の誕生日を迎えたと聞き、イギリスには、そんな名前の高速道路のジャンクションがあるんだと驚いたのですが...
何と、複雑に交錯しているので有名と聞いていたバーミンガム(ウェスト・ミッドランズの工業都市)にある高速道路のジャンクションのことを 「スパゲッティ・ジャンクション」と呼ぶそうです!
聞いていただけで、その写真を見たことがなかったのですが、本当にスパゲッティで作られたようで、思わず笑ってしまいました。
スパゲッティといえば、かなり前に、イギリスのテレビの映画案内に「スパゲッティ・ウェスタン」って書かれてあって、何だろうと思ったのですが...
イタリア製西部劇のことだそうです。
調べたら、日本では、スパゲッティじゃなくて、「マカロニ・ウェスタン」って言うそうです。
ウェスタンが好きではない私は、この 「マカロニ・ウェスタン」も知りませんでした。
映画評論家の淀川長治が「スパゲッティでは細くて貧弱そうだ」ということで「マカロニ」にしたそうです。
そして、これには中身がないという暗喩も含むという説もあるそうです。