親友同士の老婦人たちとのイタリア観光の思い出話が尽きた頃、私のすぐ脇の席の老婦人から、「指輪が好きなの? あなたもカササギ(Magpie)なのね。」と話しかけられました。
そう、私はアクセサリーでは指輪が大好きで、毎日、左の薬指にはホワイト・ゴールドのウィッシュボーン・リング(Wishbone Ring:クリスマス・ディナーの七面鳥や鶏の胸肉の下にある骨が切り分けられた肉に入っていると願い事を込めるというイギリスの習慣にちなんだV字をゆるくしたような骨の形のリング)、その上にダイヤのソリティア(一粒石)のゴールドの婚約指輪、その上に、プラチナの結婚指輪を3連にして着け、右手の中指にも指輪を着けていて、その老婦人のように、周囲の人の指輪のデザインが気になり、指輪のデザインを習いたいなとも考えたこともあります。
もちろん、その老婦人の指輪のデザインにも目がいきましたが、それより、何より、カササギと呼ばれて驚くと、カササギは光るものを集める習性があることから、指輪が好きな人をカササギと呼ぶそうです。
辞書で調べてみたら、指輪に限らず、光るものが好きな人、何でも集めたがる人、そして、鳴き声がやかましいことから、おしゃべりな人もそう呼ぶこともあるそうです。
かなり前に読んだ本「Two for Joy」の表紙にも指輪をくわえているカササギが描かれていました。
指輪が好きな私、貴金属や宝石だけでなく、ガラスや漆やべっ甲や貝や木や皮革など色んな素材に興味があります。
ところで、日本ではゴールドというと18金が主流ですが、イギリスでは9金が主流なので、日本よりもゴールド製品が安いんです。
イギリスでも、インドや中近東のジュエリーでは、22金が主流ですが。
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