2015年10月23日金曜日

◆アイリッシュ・シチュー

イギリスはとても寒くなり、毎日、落ち葉を踏みながら、歩いて買い物に行ってます。
指抜きですが、もう、手袋をしてます!

こんな季節、日本なら、おでんや鍋物でしょうか。
我が家は、ポトフオーブン料理やシチューですね。
シチューは、アイルランド料理のビーフ・イン・ギネス(Beef in Guinness)は作るのですが、もう一つのアイルランドのシチュー、アイリッシュ・シチュー(Irish Stew)は羊肉なので、臭いが苦手なんです。
羊肉でも、ミント・ソースで食べるローストやトマト味のシェパーズ・パイなら大丈夫なのですが。

でも、NHKの番組「猫のしっぽ カエルの手~京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし~」を動画で見ていたら、ブロック・ベーコンでアイリッシュ・シチューを作っていたので、早速、作ってみました。
美味しくて、おすすめですよ!

「猫のしっぽ カエルの手~京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし~」<Vol.51 新年を迎える>の動画

アイリッシュ・シチューのレシピ

イギリスのベーコンは豚の腰肉のBack Baconが一般的で、脇腹肉のStreaky Baconは肉屋でもスライスしかなくブロックはないのですが、家の近くのポーランドの食料品店の肉売り場に脇腹肉のブロック・ベーコンがありました。

ブイヨンで味付けするポトフと違って、アイリッシュ・シチューは味がシンプルなので、生肉ではなくベーコンなどが合うように思います。
シチューにキャベツは意外だったのですが、キャベツの甘味が出て美味しいですし、使い残したキャベツの芯に近い部分が使い切れます。
大麦の代わりに押し麦やハト麦を入れてもいいかなと思います。

このベニシアさんのレシピは水分が多く、ポトフに似ていて、ベニシアさんが言うように、おでんに似てますね。
フランスでは、おでんは日本版ポトフと言われているし。
でも、伝統的なアイリッシュ・シチューは水分が少なく、肉じゃがにも例えられるんですよ。

このベニシアさんのアイリッシュ・シチューが残ったら、クリームを入れてクリーム・シチューにしても美味しいですよ!

木枯らし吹く頃、いかがですか?

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