イギリスでは、話し始めた小さな子どもに、「Magic Words」(魔法の言葉)という二つの言葉を使うように教えます。
話し始めた小さな子どもが使う言葉なので、皆様もよくご存知の簡単な二つの言葉です。
「Would you like some biscuits?」 とクッキーを勧められたら、皆様は何と答えますか?
クッキーが食べたかったら、 「Yes.」
クッキーが食べたくなかったら、 「No.」
この答えに、加えた方がいい言葉が、Magic Wordsです。
もう、お分かりですね!
そう、Please と Thank you です。
「Yes.」ではなく「Yes, please.」、「No.」ではなく「No, thank you.」と言うように、幼少の頃から躾けられます。
「Would you like coffee or tea?」と聞かれても、「Tea, please.」とMagic Wordを使います。
この、Magic Wordsは、会話で頻繁に使います。
イギリス人は、いつも、頼む、尋ねる時にPleaseを、感謝する時にThank youを言い添えます。
英語が話せなくても、このMagic Wordsと笑顔で、何とかコミュニケーションを取れるのではないでしょうか。
まさに、Magic Words ですね!
ところで、子どもには、Magic Wordsをこんな風に教えます。
子ども:「Can I have some ice cream?」
母 親:「You forgot the magic word!」または「What's the magic word?」 または「Mind your Ps!」
子ども:「Please!」
※PsはPlease、QsはThank youです。
子どもの躾で思い出したのですが、イギリスでは、いたずらをした子どもを叱るのに、「Naughty Step」というのがあります。
親がいたずらをした子どもに、
「Go and sit on the naughty step until .....」と言います。
「いたずらなら、~するまで、階段に座っていなさい!」という意味です。
「~するまで」は、「行儀作法を学ぶまで」、「悪い事をしたと分かるまで」などと言います。
ふと、思ったのですが、この「Naughty Step」、階段がない家では、どのように叱るのでしょうか?(笑)
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