2011年1月29日土曜日

◆Magic Words

イギリスでは、話し始めた小さな子どもに、「Magic Words」(魔法の言葉)という二つの言葉を使うように教えます。
話し始めた小さな子どもが使う言葉なので、皆様もよくご存知の簡単な二つの言葉です。

「Would you like some biscuits?」 とクッキーを勧められたら、皆様は何と答えますか?
クッキーが食べたかったら、     「Yes.」
クッキーが食べたくなかったら、 「No.」
この答えに、加えた方がいい言葉が、Magic Wordsです。
もう、お分かりですね! 
そう、PleaseThank you です。
「Yes.」ではなく「Yes, please.」、「No.」ではなく「No, thank you.」と言うように、幼少の頃から躾けられます。 
「Would you like coffee or tea?」と聞かれても、「Tea, please.」とMagic Wordを使います。

この、Magic Wordsは、会話で頻繁に使います。
イギリス人は、いつも、頼む、尋ねる時にPleaseを、感謝する時にThank youを言い添えます。

英語が話せなくても、このMagic Wordsと笑顔で、何とかコミュニケーションを取れるのではないでしょうか。
まさに、Magic Words ですね! 

ところで、子どもには、Magic Wordsをこんな風に教えます。
子ども:「Can I have some ice cream?」
母 親:「You forgot the magic word!」または「What's the magic word?」 または「Mind your Ps!」
子ども:「Please!」 
※PsはPlease、QsはThank youです。

子どもの躾で思い出したのですが、イギリスでは、いたずらをした子どもを叱るのに、「Naughty Step」というのがあります。
親がいたずらをした子どもに、
「Go and sit on the naughty step until .....」と言います。
「いたずらなら、~するまで、階段に座っていなさい!」という意味です。
「~するまで」は、「行儀作法を学ぶまで」、「悪い事をしたと分かるまで」などと言います。

ふと、思ったのですが、この「Naughty Step」、階段がない家では、どのように叱るのでしょうか?(笑)

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