その友人、曰く、「ロンドンは古い物を大事にして京都みたい!」
彼女はアンティークが大好きで、短期間の滞在でアンティーク・マーケットなどを訪れたりしたので、そう感じだのかもしれません。
ロンドンは、ニューヨークと並ぶグローバル都市ですものね。
でも、そんな刺激的な最先端の大都市、ロンドンでさえ、伝統が混在しています。
やはり、イギリス人は、古い物が好きなんですね。
ロンドンのど真ん中を歩いていても、古い建物、教会、古い形のタクシー(ブラックキャブ)、赤い電話ボックス、赤い郵便箱、赤い二階建てのバス(ダブルデッカー)。。。
以前、古い赤い電話ボックスを新しい電話ボックスに代えたところ、苦情が多く寄せられ、古い電話ボックスに戻したというニュースがありました。
残念ながら、もう、赤い二階建てのバスは、イベントなどの特別な時以外は使われていないようです。
床がたわんでいるほど古いチューダー様式のロンドンのホルボーンにあるお店 |
そんな時、私は、「何かお化けが出そうだし、メンテナンスにお金がかかって嫌だわ!」と答えます。(笑)
イギリス人って、本当に古い家が好きですね。
古いという感覚が私達、日本人とは、かなり違います。
だから、日本人なんかが古い家と言うのは、イギリス人にしたら新しい家なんですよ!(笑)
古い家を買って住むのが普通なので、ちょっとやそっとの古い家は古い家なんて言いません!(笑)
古い家といえば、古い家の玄関にあるこれ、何だかわかりますか?
Shoe Scraper(シューズ・スクレイパー)、または、Boot Scraper(ブーツ・スクレイパー)という、靴の泥を落とすものです。
家の中にも、古い物があります。
トイレ、バスルームなどの照明は、天井から下がっている紐を引っ張るタイプのスイッチです。
ケチャップはプラスチックの容器に入っているのが主流ですが、今でも瓶に入った古いのも好まれるらしく、どこのスーパーにも並んでいます。
レストランでも見かけます。
瓶のケチャップ |
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