2011年2月28日月曜日

◆イギリスの閏日は愛の日!

明日から、いよいよ、3月ですね。
今年は閏年ではないのですが、イギリスの閏日、2月29日のかつての伝統について、ご紹介します。
英語では、閏年を「Leap Year」(リープ・イヤー)、閏日を「Leap Day」(リープ・デー)と言います。 
「Leap Year Proposal」(リープ・イヤー・プロポーザル)と呼ばれる、この伝統とは、四年に一回の閏日だけ、女性から男性にプロポーズすることが公認され、 男性は、このプロポーズを断ることができなかったそうです。
プロポーズを断った男性は、罰金を課せられたなんていう説があるのですが...
本当なんでしょうか?
現在は、この伝統が転じ、閏日に女性から男性にプロポーズすると幸せになれると言われています。

ところで、この「Leap Year」、「Leap Day」の「Leap」ですが、「飛び越える」、「さっと動く」、「急激に変化する」などの意味です。 
何を飛び越えるのかというと...
平年は、3月3日が月曜日だと、翌年の3月3日は火曜日になり、翌々年の3月3日は水曜日になります。(1年、365日は、52週+1日なので)
しかし、閏年の翌々々年の3月3日は、木曜日を飛び越えて、金曜日になることからです。 

アイルランドを訪ねたアメリカ人女性が、閏年の2月29日に女性からのプロポーズを男性は受け入れることになっているという伝統に願いを賭けプロポーズをするアメリカのロマンチック・コメディ映画、「Leap Year」がイギリスで2月26日から公開されていますね。

かつて、イギリスの男性にとって、閏日は恐ろしい日だったのでしょうね!
イギリスは、ヘンリー8世が離婚する為にキリスト教のイギリス国教会を創設するまでは、カトリックで、離婚が認められなかったと言われてますし。
何人もの女性からプロポーズされた男性は、どうしたのでしょうか?
一夫多妻制だったなら、ともかく。(笑)
幸せになる為に、次の閏日を心待ちにしてるイギリス人女性なんているのでしょうか?

0 件のコメント: