三洋という社名は、太平洋・大西洋・インド洋を意味し、世界で活躍できる企業になるという意志が込められているそうです。
残念ながら、皆様、ご存知のように、三洋電機はパナソニックの子会社になってしまいましたね。
実は、私は、このピカデリー・サーカスのネオンサインが嫌いなのです。
ロンドンの古い建物の街並みを台無しにしているように思います。
初めてロンドンを訪問したフランス在住の日本人、曰く、「パリの街並みに比べ、ロンドンの街並みは日本に似ている。パリの街並みは控えめの色。」
このネオンサインなどが日本に似てる印象を持ったのではないでしょうか。
ところで、ウエスト・エンドには、「ピカデリー・サーカス」 (Piccadilly Circus)と「オックスフォード・サーカス」(Oxford Circus)のサーカスと呼ばれる所が二つありますが、この「Circus」(サーカス)とは、英語の「Circle」(サークル)(円)のラテン語の「Circus」で、通りの合流点(交差点)の円形のオープンスペース(空き地)です。
サーカスが行われていたわけでは、ありません!
「サーカスはどこで見られるんだ?」、「象はどこだ?」と、聞く観光客がいるそうです。(笑)
ピカデリー・サーカスは、有名な洋服店の経営者、ロバート・ベーカー所有の建物の名前、「ピカデリー・ホール」(Pickadilly Hall)、販売していた「様々な種類の襟」(piccadillies)に由来するそうです。
ピカデリーとリージェント・ストリートの円形の合流点が建設され、その後、シャフツベリー・アベニュー、ヘイマーケット、コヴェントリー・ストリート、グラスハウス・ストリートが建設され合流し、現在は円形ではありません。
ネオンサインの他に 、第7代シャフツベリー伯の活動を記念して建造された広場の中央にある「噴水」とアルミニウム製の「エロスの像」も有名です。
広場周辺には「ロンドン・パビリオン」や「クライテリオン・シアター」といった歴史的な建造物もあります。
人々が忙しく動いている場所や状況を、「まるでピカデリーサーカスのようだ」と言うように、買い物客、観光客でいつも賑わっています。
そう、萩尾望都の漫画、「ポーの一族」の「ピカデリー7時」は、このピカデリー・サーカスが舞台ですね。
オックスフォード・サーカスは、リージェント・ストリートとオックスフォード・ストリートが合流する普通の交差点でしたが、数年前に、スクランブル交差点に変わりました。
Before |
After |
なんと、この交差点は、日本の渋谷駅前のスクランブル交差点に倣ったそうです!(笑)
渋谷のスクランブル交差点、懐かしいですね。
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