「人は、何のために生きているのだろう?」
「幸せになるために生きている。」と、私は思います。
誰しも、幸せを願って、生きています。
では、「幸せって何だろう?」
幸せとは、心で感じることで、人ぞれぞれ、違うことだと思います。
思わず顔を綻ばせるような感情に満たされた時ですね。
他人の幸せの価値観での評価ではなく、自分の価値観で自己評価するものです。
海外、特にコスモポリタンな多人種の国、イギリスでは、いろんな幸せのかたちがあると気づきます。
「幸せって何だろう?」と考えさせられる、こんな話がありました。
私は読んでないのですが、
「今日から人生が変わるスピリチュアル・レッスン」~本当の幸せと奇跡を引きよせる~(アラン・コーエン)の本の中の話が話題に上っていました。
・・・要約・・・
ハーバード大学で経営学の学位を取得したアメリカ人のビジネスマンがメキシコの海辺の村を訪ね、一人の漁師に出会い、大きな鮪が数匹の小船を見て、話しかけました。
「もっと鮪を獲ったらどうかね。」
「家族を養うには、これで十分なんだ。」
「余暇には、何をするんだね。」
「毎朝、遅く起きて、魚を少し獲り、子供らと遊び、妻と昼寝をし、毎晩、街まで出かけ、ワインを飲みながら男友達とギターを弾き、充実した日々を送っているんだ。」
「もっと漁をして、収入を増やし、そのお金で大きな船を買うといい。その儲けで、船を増やし、船団を持ち、缶詰工場を設け、加工製品を流通し、その工場をメキシコシティに移設、その後、ニューヨークへ移設、会社株の公開をし、大金を儲けるのだ。」
「大金を。で、それからどうなるんだ?」
「引退し、海岸の小さな村に移り住み、朝寝をし、漁を少しして、子供らと遊び、妻と昼寝をし、毎晩、街まで出かけ、ワインを飲みながら男友達とギターを弾くんだよ!」
もう一つのお話は、イギリスの無料日本語週刊紙の「人生の三角波」という、約30年間、弁護士として経験した様々な人生の深淵を語った特別企画です。
・・・要約・・・
A氏は50歳の日本人駐在員で、妻も日本人の専業主婦。
中学、高校、大学生の子供がおり、3人とも現地校に通っていた。
英国駐在は5年目であるが、海外生活は10年以上である。
帰任命令が出たが、突然、妻から、夫と一緒に帰国しないで、離婚して英国に永住すると伝えられた。
理由は、子供たちの将来、英国生活が気に入っていること、そして結婚生活の破綻などであったが、 最大の原因は、やはり結婚生活の破綻です。
夫は、「私は家族のために昼夜を問わず、一生懸命、働いてきた。何が不満なのか。」と問い、妻は、「私は3人の子供たちを一生懸命、育て上げたけれど、あなたは私があなたを必要とする時に、いつも私のそばにいてくれなかった。」と言いました。
幸せを求めて、一生懸命、努力してきた夫婦が、かえって、その為に大切な結婚生活を失ってしまったということです。
他の原因として、妻は、夫の留守に、PCの中の相続と投資によってできた巨額の資産の存在を知ったことです。
一般的に、子供のいる夫婦は資金的な裏付なしには、なかなか別れられないものです。
私のような仕事をしていると、否応なく様々な階層の人々と出会いますが、金銭的な豊かさが幸せの必要十分条件ではないということが経験からよく分かります。
お金持ちは、お金に人一倍執着するから、お金持ちになるのであって、お金を手に入れると共に不幸も呼び込んでしまったりすることもよくあります。
意外と孤独な人も多いと思います。
お金持ちになると、全ての物事をお金中心に考えるようになるからではないかなと考えています。
また、この弁護士は、他のケースで、
多くの事件を通じて、「幸運」というものは偶然にやってくるものではない。
幸運には何か「秘訣」のようなものがあるのではないかと思うに至りました。
私の好きな歌のひとつに、今井美樹の「プライド」という曲があります。
この歌は、どんなに辛い時でも「微笑み」を絶やさずに生きていこうと歌います。
日本の諺では、「笑う門には福来る」と言います。
例えば、微笑みを浮かべて生きる人としかめ面をして生きる人と、どちらの人の周りに多くの人が集まりますか。
「微笑み」の例のように、私は、幸運を手に入れるには何か「秘訣」あるいは「法則」のようなものがあると思うのです。
と語っています。
今井美樹の「プライド」という曲は、私も大好きなんです。
「絵に描いたような幸せ」って何なんでしょうね?
この前の帰省中に日本で、顔相鑑定をしていただいた顔相家、池袋絵意知様も「笑う顔には福来る」とおっしゃっています。
顔相家、池袋絵意知様のウェブサイト http://www.ikebukuroh.com/
どんなに辛い時でも、幸せになるため、「微笑み」を絶やさずに、生きていきましょう!
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