2011年5月22日日曜日

◆原発を考える

私は、福島第一原子力発電所事故が起きてから、原発について考えるようになりました。
ほとんどの日本人は、私のように、今まで、原発について深く考えたことがなかったのではないでしょうか。 

この事故以来、暇があると、インターネットで原発のことを調べるようになり、たくさんの事が分かりました。
・日本が原子力を持った理由
・原子力は死の灰を作っていると言われるほど危険
・被曝作業員の実態
・原子力発電が最も安い電力供給ではないこと
・真夏の電力供給も原子力以外の発電方法で賄えること
・原子力村(産官学&マスコミ)
・放射能被曝による被害
・使用済み原子力の危険性
・原子力発電の仕組
・日本の原子力の数 
(これは、今、思い出すだけで、もっと、たくさんのことが分かりました。)

京都大学原子炉実験所の小出裕章先生は、40年前から原発に反対をしてきました。
この方は、本当の学者ですね。
専門家として、5月23日(月)の国会に呼ばれたそうです。
事故以来、京都のラジオ番組(月曜日~木曜日)で、事故に関する質問に答えて下さってる方で、私もYoutubeの動画で聞いています。
国会の審議中継もウェブサイトで見られますので、今から楽しみにしています。

ご覧になられている方もいらっしゃると思いますが、一人でも、多くの人に見てもらい、考えてもらいたいと思い、原発に関する動画、ウェブサイトをいくつかリンクします。 
原発の専門家、関係者の話を聞いて、皆さんが、未来のために考えて下さることを願います。

審議中継を、開催日(5月23日)、会議名(行政監視委員会)、発言者(小出裕章)で検索   

2011年5月16日月曜日

◆13日の金曜日

先週の金曜日は、13日、そう、「13日の金曜日」でした。
キリスト教や英語圏の国々では、迷信から不吉な日と言われています。
その13日の金曜日、英新聞、「ディリー・テレグラフ」に、「住所が13番地の家は隣家よりも平均£4,000も安い値段でしか売れない」との記事が載っていました。
「迷信を信じない買い手にとって、13番地の家は、お得に家を購入できる朗報である」とのコメントもありました。

やっぱり、イギリス人は、13という数字を忌み嫌うのですね。
びっくりしたことに、イギリス全国中の全ての通りの28%は、13の番地を欠番しているそうです。
忌避として、13階を12b階、12半階、14階にしたり、部屋番号、座席番号も同様にすることがあるそうです。
また、空港では13番ゲートを欠番、ホテルでは13階には客室を設けず更衣室や社員食堂などの従業員用施設にすることもあるそうです。

ところで、日本やイギリスで用いられているグレゴリオ暦では、1年に必ず1日以上、13日の金曜日があるそうです。
月の初日、1日が日曜日であると、その月の13日は金曜日になるそうです。
また、グレゴリオ暦は400年周期で同じ曜日パターンが繰り返されるそうですが、その400年周期で、13日は金曜日が最も 多いそうです。

これから、通りの番地、エレベーターの階、座席番号、ゲート番号などを気にして見るようになりそうです。
今までは、気にも留めなかったのですが...

2011年5月14日土曜日

◆バーベキュー

ここ数週間、海外のテレビ番組を紹介する日本のテレビ番組の為に、英国及びヨーロッパの番組のあらすじのレポートを作成し、番組で取り上げるのに適当かどうかを判断する仕事を自宅でしていました。
このような仕事は、私にとって初めて、慣れないことで大変でした。 
そんな訳で、ブログのアップが出来ませんでした。 

そんな中、先週の土曜日に、主人の友人の新居でのバーベキューに招待され、出かけました。
玄関には、「パーティーは、こちらへ ↓ 」と書いてある貼り紙が。 
そこで、矢印の指す横の入り口を通って、裏庭へ。
バーベキュー前に、酒盛りは始まっていました。 
庭で、みんなに挨拶をして、まず、目に留まったのは庭の端にある小さな木の家でした。
まるで西洋の絵本から抜け出たような、かわいらしい家。


子どもが中に入って遊ぶ、おもちゃの家です!
私が、「かわいい!」と感激してると、「Wendy House!」(ウェンディ・ハウス)との声が。
Playhouse(プレーハウス)かと思っていたのですが、Wendy Houseとも呼ぶそうです。
イギリスのお話、「Peter Pan」(ピーター・パン)で、ピーター・パンがウェンディの為に造った木の上の家にちなむそうです。 
ご夫婦と長身の高校生の娘さんのご家族、一体、このウェンディ・ハウスで、どなたが遊ぶのでしょうか? 

さて、バーベキューですが、イギリスでは、焼くのは男性の役目です。
男性が焼いている間に、女性は、おつまみやサラダを作ります。 
焼くお肉は、主に、ハンバーグ、ソーセージ、骨付きチキンなどですが、ビーフ・ステーキ、ラム・チョップ、ラム・ケバブ、骨付きポークなどを焼くこともあります。
焼く野菜は、とうもろこし、ピーマンなどです。 
男性が、アルコール片手に、しゃべりながら、豪快に焼くせいか、焼き方が上手じゃなく、焦げてしまいます。
でも、そこは、屋外で、みんなで楽しむということで、ご愛嬌! 

食べるだけでなく、みんな、よく飲みます。
もちろん、アルコールです。 
ビールやワインだけでなく、いろんなものを。
では、イギリスのバーベキューでの、アルコールをご紹介します。

 Pimm’s (ピムス) (正式には、Pimm’s No.1


ジンをベースにリキュールや柑橘系フルーツ・エキス入り。
世界で6人だけが知る秘伝のレシピ。 
ほんのり苦味のある甘いリキュール。
アルコール度は、25% 
冷たいカクテルにして飲む。(サングリアのイギリス版) 

・・レシピ・・
ミントの葉、スライスしたストロベリー、レモン、オレンジ、リンゴ、キュウリ、氷を入れたグラスまたはピッチャーに、ピムスの量に対して、3倍のレモネード(サイダー、ジンジャーエール、トニックでもよい)で割る。 

*Pimm’sは、日本でも手に入るみたいですね。 

Shandy(シャンディ) 
ビールをレモネードで割ったもの。 
白ワインをレモネードで割ったドイツのカクテルも、おいしいですよね。

やっぱり、バーベキューの季節は、レモネードで割ったカクテルが爽やかですね。 

ところで、イギリスの夏は、涼しいので、日中もバーべキューを楽しめます。
日暮れが遅く、蚊がいないので、夜も楽しめます。 
でも、雨の日が多く、夜は(日中も)、肌寒い日が多いのが残念です。 
真夏のバーベキューでも、上着が必要なんですよ。 

今年の春は、信じられないくらい良い天気が続き、夏がやってきたと言われています。  
おかげで、イギリスでは、例年より、苺の収穫が早く、甘いそうです。
この良い天候が夏まで続いてくれるといいのですが... 
イギリスの天気、どうなることやら。