2011年5月14日土曜日

◆バーベキュー

ここ数週間、海外のテレビ番組を紹介する日本のテレビ番組の為に、英国及びヨーロッパの番組のあらすじのレポートを作成し、番組で取り上げるのに適当かどうかを判断する仕事を自宅でしていました。
このような仕事は、私にとって初めて、慣れないことで大変でした。 
そんな訳で、ブログのアップが出来ませんでした。 

そんな中、先週の土曜日に、主人の友人の新居でのバーベキューに招待され、出かけました。
玄関には、「パーティーは、こちらへ ↓ 」と書いてある貼り紙が。 
そこで、矢印の指す横の入り口を通って、裏庭へ。
バーベキュー前に、酒盛りは始まっていました。 
庭で、みんなに挨拶をして、まず、目に留まったのは庭の端にある小さな木の家でした。
まるで西洋の絵本から抜け出たような、かわいらしい家。


子どもが中に入って遊ぶ、おもちゃの家です!
私が、「かわいい!」と感激してると、「Wendy House!」(ウェンディ・ハウス)との声が。
Playhouse(プレーハウス)かと思っていたのですが、Wendy Houseとも呼ぶそうです。
イギリスのお話、「Peter Pan」(ピーター・パン)で、ピーター・パンがウェンディの為に造った木の上の家にちなむそうです。 
ご夫婦と長身の高校生の娘さんのご家族、一体、このウェンディ・ハウスで、どなたが遊ぶのでしょうか? 

さて、バーベキューですが、イギリスでは、焼くのは男性の役目です。
男性が焼いている間に、女性は、おつまみやサラダを作ります。 
焼くお肉は、主に、ハンバーグ、ソーセージ、骨付きチキンなどですが、ビーフ・ステーキ、ラム・チョップ、ラム・ケバブ、骨付きポークなどを焼くこともあります。
焼く野菜は、とうもろこし、ピーマンなどです。 
男性が、アルコール片手に、しゃべりながら、豪快に焼くせいか、焼き方が上手じゃなく、焦げてしまいます。
でも、そこは、屋外で、みんなで楽しむということで、ご愛嬌! 

食べるだけでなく、みんな、よく飲みます。
もちろん、アルコールです。 
ビールやワインだけでなく、いろんなものを。
では、イギリスのバーベキューでの、アルコールをご紹介します。

 Pimm’s (ピムス) (正式には、Pimm’s No.1


ジンをベースにリキュールや柑橘系フルーツ・エキス入り。
世界で6人だけが知る秘伝のレシピ。 
ほんのり苦味のある甘いリキュール。
アルコール度は、25% 
冷たいカクテルにして飲む。(サングリアのイギリス版) 

・・レシピ・・
ミントの葉、スライスしたストロベリー、レモン、オレンジ、リンゴ、キュウリ、氷を入れたグラスまたはピッチャーに、ピムスの量に対して、3倍のレモネード(サイダー、ジンジャーエール、トニックでもよい)で割る。 

*Pimm’sは、日本でも手に入るみたいですね。 

Shandy(シャンディ) 
ビールをレモネードで割ったもの。 
白ワインをレモネードで割ったドイツのカクテルも、おいしいですよね。

やっぱり、バーベキューの季節は、レモネードで割ったカクテルが爽やかですね。 

ところで、イギリスの夏は、涼しいので、日中もバーべキューを楽しめます。
日暮れが遅く、蚊がいないので、夜も楽しめます。 
でも、雨の日が多く、夜は(日中も)、肌寒い日が多いのが残念です。 
真夏のバーベキューでも、上着が必要なんですよ。 

今年の春は、信じられないくらい良い天気が続き、夏がやってきたと言われています。  
おかげで、イギリスでは、例年より、苺の収穫が早く、甘いそうです。
この良い天候が夏まで続いてくれるといいのですが... 
イギリスの天気、どうなることやら。

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