私は、料理に風味や彩りを添える薬味が大好きなんです。
味を調えてくれるので、塩分を控えることができるし。
ロースト・ビーフやサンドイッチの薬味であるイギリスのマスタードは、日本で洋がらしと呼ばれるホットドッグや冷やし中華の薬味のイエロー・マスタード(Yellow Mustard)です。
おでんの薬味の和がらしよりマイルドで、酸味があり、ターメリック(ウコン)で鮮やかな黄色に色づけされてます。
ちなみに、和がらしはオリエンタル・マスタード(Oriental Mustard)と呼ばれます。
そして、イギリスには、粒マスタード(Wholegrain Mustard)もあります。
粒マスタードはポトフの薬味として有名ですが、ナポリタンのトマト・ケチャップの味付けの隠し味に入れても美味しいですよ!
粒マスタードを蜂蜜と混ぜるだけのハニー・マスタード・ソースは、イギリスのソーセージやロースト・チキンやハムにも合います。
ハニー・マスタード・ソースにオリーブ・オイル、酢、塩、胡椒を加えると、サラダ用のドレッシングになります。
ハニー・マスタード・ソースもハニー・マスタード・ドレッシングも適当な分量で作れます。(笑)
お好みでレモン汁を加えても、オリーブ・オイルと酢の代わりにマヨネーズを入れても美味しいです。
イギリスのソーセージは燻製していない生の挽肉の腸詰めで、日本のウィンナー・ソーセージはフランクフルター(Frankfurter)と呼びます。
このイギリスの生ソーセージはポトフに合いますね。
ロンドンでの学生時代、寮のキッチン・メイトのフランス人女性がこの生のソーセージを使ってポトフを作っていました。
まだ寒いイギリス、体が温まる煮込み料理のポトフの季節です。
是非、本場のフランス流に、ポトフのスープはスープ皿に、そして、肉や野菜を別の皿に粒マスタードを添えて召し上がれ!
2 件のコメント:
粒マスタード!
大好物です!!!
ローストビーフによく合います^ ^
>心紅さんへ
マスタードぬきのローストビーフなんて考えられません。
ローストビーフにはイギリスのホースラディッシュ・ソース(西洋わさびのソース)もおススメですよ!
そして、日本のわさびも!
ビーフには辛味が合いますよね!
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