2014年5月13日火曜日

◆イギリスのスクール・ホリデー

日本のように、イギリスの学期も3学期制ですが、4月に新学期が始まる日本と違い、イギリスの新学期は9月に始まります。
そして、日本のように、夏休み、冬休み(クリスマス・ホリデー)、春休み(イースター・ホリデー)があるのですが、その他、各学期の半ばの週の5日間(その前後の週末と合わせて9日間)のハーフタームという休みが3回あります。
このハーフタームの15日を考えても、祝祭日は日本の20日に比べ、イギリスは8日と少なく、夏休み、冬休み、春休みは日本とほぼ同じ長さなので全体的には、そんなに変わらないのでしょうね。

スクール・ホリデーには、いつも、住んでる街の広場にメリーゴーランドが設けられます。
先月のスクール・ホリデーには、近くのショッピングセンターの床に、こんなイベントの広告を発見しました!
「DINO DIG」という
恐竜の化石展
恐竜の化石が展示されていました
恐竜の足跡
大きな恐竜のレプリカだと思ったら...
動く恐竜の背中に子どもが楽しそうに乗っていました!
1回で£3、2回で£5
アップ!
別の種類の恐竜も
アップ!

実は、私、馬顔と爬虫類顔の男性が好みなんです。
かっこいい顔限定なんですけどね...(笑)
恐竜顔って爬虫類顔に似てません?

2014年5月7日水曜日

◆イギリスの消費税

日本は、春便りとともに、消費税が5%から8%に増税されましたが、イギリスでも2011年に消費税が17.5%から20%に増税されました。
20%というと、日本に比べ 、かなり高く感じることでしょう。
しかし、VAT(Value Added Tax:付加価値税)と呼ばれるイギリスの消費税は、全商品に課税される日本の消費税とは違い、生活必需品は減税(5%)もしくは非課税で、低所得者や子どものいる世帯の課税を軽減する仕組みなのです。

Value Added Tax (United Kingdom)  (英語ですが、Ratesの項目に一覧が表示されてます)


この生活必需品の判断が議論の的になりました。

ビスケットは、チョコレートがかかっていると課税対象なのですが、チョコレートがかかっていないと非課税対象です。
ところが、ケーキは非課税対象で、チョコレートがかかっているケーキも非課税対象なのです。
そこで、オレンジのジャム(ゼリー)入りでチョコレートがかかったスポンジケーキなのに、ビスケットのような丸い形からビスケットの代わりとして食べられることが多いJaffa Cakeはケーキかビスケットかということになりました。

この議論は裁判沙汰に発展し、Jaffa CakeのメーカーであるMcVities社のケーキであるという主張が通り、このRatesの項目の非課税の欄に記載されているように非課税になりました。


また、レストランやカフェでの外食だけでなく、バーガーやパスティなどの持ち帰り食品にも課税されたので、これに対し、国民の反発が起こりました。


大き過ぎるソックスなどは子ども用を買う私、節税してますね!(笑)