2011年1月19日水曜日

◆チンギス・ハーンの子孫が!

数年前、イギリスの新聞に、「イギリスの湖水地方にも!? ‐ チンギス・ハーンのDNA保持者は世界中で1,600万人!」というニュースが載っていたのですが。。。 
今日、そのニュースを思い出しました。 

ショッピングセンターで、スーパーの買い物の帰りにいつも通る所にダイニングテーブル、傘たて、コート掛け、造花などを売っているお店があるのですが、今日はラップトップのコンピューターを入れるバッグを目にし、主人の出張にいいなと思い、店に入って見てたら、男の人の店員が寄って来ました。
結局、主人のワイドスクリーンのラップトップには小さ過ぎて買わなかったのですが。
「日本人でしょ? ドバイへの車の輸出の仕事で千葉県に2年、住んでいたんだ。」ということで話しが弾み、日本の食べ物、気候の話で盛り上がりました。
その店員は、イギリスでいろいろな国の人達を目にしている私でさえ判断しかねる無国籍な感じ。
黒髪、でもインド人などのアジア系、中東系、ラテン系とも違う。
そして、どこか彫りの深い日本人を思い出させる顔立ちに、興味津々で、「どこの国の出身ですか?混血ですか?」と思わず聞いていました。
「トルコ。」という答えが返ってきて、驚きを隠せず。
確かにトルコは西洋と東洋の交わるところで混血の歴史があるのですが、よく行くトルコ食料品屋で働いている中東っぽい、またはギリシャっぽい、または東欧っぽい顔立ちでもないんです。
驚いていると、店の奥からトルコ人だと言う背の高い男の人が出て来て、またびっくり!
中国人、モンゴル人のオリエンタルな容貌なんです!
それで、二人にチンギス・ハーンの話をし、二人とも頷いていました。(笑)
「馬に乗った遊牧民族国家、モンゴル帝国は島国の日本には来られなかったのね。」と言ったら、「日本へも船で攻めようとしたが、台風にあって行けなかった。」と。
当事の世界の全人口の半数近くが支配下になったと言われているんですものね。
韓国もチンギス・ハーンに攻められ、男の人のほとんどが殺されたと聞いたことがあります。
いやはや、チンギス・ハーンの勢力を思い知らされた日でした。
正に、「英雄色好む」ですね。(笑)

今日、思い出した数年前のこのニュースをご参考までに下記に。

【父親から息子へと受け継がれる遺伝子情報を調査したところ、世界中の1,600万人の男性に、モンゴル帝国の初代皇帝として知られるチンギス・ハーンの遺伝子が受け継がれており、しかもその遺伝子はモンゴル帝国が広まった地域だけに限らず、英国や米国などにも見られることから、チンギス・ハーンの遺伝子が予想以上に広まっている事実が改めて明らかになった。

科学者チームが男性の遺伝子情報であるY染色体を調査したところ、よく似た特徴を持つある染色体の祖先は、およそ800年前に生きていた個人の染色体に行 き着くことが判明。この時代にこれだけの広範囲にわたって自分の遺伝子を広めることができた人物は、唯一、当時、広大な領土を治めたチンギス・ハーンしかありえないとの結論に達し、チンギス・ハーンは武力で近隣諸国を征服する一方、各地の女性に自分の子供を産ませ、その数は何百何千にも及んでいた可能性があることが指摘された。  

チンギス・ハーンは1165年頃、現ロシアに誕生。現中国、イラン、パキスタン、朝鮮半島、ロシア南部を征服し、一代で広大な帝国を築いたことで知られる。  

ちなみにチンギス・ハーンの遺伝子が最も多く分布しているのはカザフスタンのある少数民族で、その割合はおよそ12人に1人に達するとされるが、今回、 このチンギス・ハーンの遺伝子が、モンゴル帝国が及んでいた地域以外にも広く分布していることが新たに判明。  

アジア周辺地域以外でチンギス・ハーンのY染色体が発見された最初の例としては、米フロリダ州の会計学教授トム・ロビンソンさん(48)が挙げられ、ロビンソンさんの4代前の先祖は英国の湖水地方にあるウィンダミアからの移民で、父方の先祖は黒海に近いコーカサス地方の出身。  

今回の調査報告は、チンギス・ハーンの「大帝国」が遺伝子のY染色体としていまだに世界中に広まっている事実が垣間見える結果となった。】


P.S. イギリスでは、日本人、中国人、韓国人、東南アジアの国々の人々をアジア人(Asian)とは言わないで、オリエンタル(Oriental)と言います。
アジア人とは、インド人、パキスタン人、バングラディッシュ人、スリランカ人などのことです。 

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