2012年12月31日月曜日

◆友人のウェディング

28、あいにくの雨の中、車で2時間かけて、ロンドンの南の郊外の住まいからロンドンの中心街を通り、北の郊外のホテルでの主人の友人のウェディングに出かけました。
イギリスでは、ウェディングにはカップルで招待されます。
Hertfordshireにある小さなホテル
 1時間半前に着いたので、ホテルのバーでお茶をし、時間をつぶしていると、新郎と新郎の父親と花婿の介添人ベスト・マン(Best Man)の新郎の弟がやって来る。
 中央が新郎
いよいよ、結婚式場へ  
花嫁の父に付き添われた花嫁を待つ新郎と新郎の弟
カメラマン以外式の写真撮影は禁止
 式終了後、新郎と新婦がそれぞれの母親ととも
ホワイトとブラックに統一された結婚式&披露宴で花嫁介添人のブライズメイド(Bridesmaid)たちも黒に白い花柄のドレスに白いケープ

ホテルのロビーでシャンパン、オレンジジュース、スナックが振る舞われ、そして、披露宴会場に
 女性の招待客には、ホワイトのネーム・カード
 男性の招待客には、ブラックのネーム・カード
 バルサミコ酢に大きな丸いクラッカー、モッツァレラ・チーズ、
トマト、ルッコラがのり、松の実が散りばめられた前菜
 メインは、ロースト・ビーフとヨークシャー・プディング 
と野菜の付け合せ
 ロースト・ビーフの薬味マスタードとホースラディッシュ・ソース
このホースラディッシュ・ソースは強い辛味のある西洋わさびの白いクリーミーなソースです。
 ロースト・ビーフには日本のわさびも合うんですよ!
 デザートは、アップル・クランブル
 食後には、ミント・チョコレートと紅茶かコーヒーが
 友人がテーブルに散りばめられたホワイトとブラックの
クリスタルでハートに新郎&新婦のイニシャルを
 ウェディング・ケーキ
 ケーキ・カット
 写真撮影、ロビーで談笑後、ダンス会場へ
 テーブルにはハートが
 ダンス会場での軽食

では、皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。

2012年12月27日木曜日

◆ボクシング・デー

イギリスでは、クリスマス・デーの翌日の今日、26日は、ボクシング・デー(Boxing Day)で祭日です。
25日のクリスマス・デーはお店は休みですが、26日はお店も開き、クリスマス・セールが始まります
街はセール目当て買い物客で賑わいす。

この日をどうしてボクシング・デーと呼ぶのでしょうか?
クリスマス・ディナーを食べ過ぎた後のダイエットのためのボクシングをする日ではありません!(笑)
教会で貧しい人々のために寄付されたクリスマス・プレゼントの箱(Box)を開ける日、そして、クリスマス・デーも働いた使用人や郵便配達人への贈り物(Christmas Box)をあげた日が由来だそうです。

私も近所のショッピング・センターに出かけ、カレンダーを40%引きで買いました!
カレンダーを買いに行って、いつも思うのですが、イギリスは動物愛護国ですね。

2012年12月25日火曜日

★Merry Christmas


Merry Christmas


皆様、楽しいクリスマスをお過ごしでしたか?
私は、いつものように義両親の家で、義妹たち、甥や姪たち、義祖母との楽しいクリスマスを過ごしました。

右上のシルバーの器に入っているのは、お肉につけるクランベリー・ソース
 茹でた芽キャベツとニンジンとカリフラワー、
そして、ローストしたレッド・オニオンとニンジンとパースニップ
 ロースト・ポーク
 茹でたグリーン・ピースとヨークシャー・プディングとスタッフィングとパネットーネ
 ベジタリアン・ソーセージグレイビー・ソースとシルバーの器に入っているアップル・ソース
 ロースト・ターキーとソーセージ・ミート
 私のクリスマス・クラッカーには、花の飾りがついた陶器の小物入れが

写真を撮り忘れたのですが、この他に、ホームメイドのロースト・ハムがありました。
私は、ロースト・ターキーやロースト・ポークよりも、このロースト・ハムが好きです。 
 ロースト・ハムは、ロースト・ターキーやロースト・ポークと違って、塩で味付けされ、香りづけに表面にクローブ(丁子)が刺され、アプリコット・ジャムが塗られてローストされているので、グレイビー・ソースなしでも美味しいです! 

2012年12月24日月曜日

◆クリスマス・プディング

いよいよ、今日、24日はクリスマス・イブですね。
イギリスでは、明日、25日のクリスマス・デーは、お店も交通機関も休業で、 皆、家族で過ごします。
クリスマスの買い物客で賑わっている街で、こんなかわいいクリスマス・ツリーのオーナメントやクリスマス・カードを見かけます。
クリスマスの伝統的なクリスマス・ケーキ、クリスマス・プディングです!
Pudding(プディング)とは小麦粉に果実、牛乳、卵などを混ぜ、焼いたり、煮たり、蒸したりして固めたお菓子のことで、このクリスマス・プディングは、日本のプリンとは全く違ったデザートです。
ちなみに、日本のプリンはイギリスではフランス語源Crème Caramel(クレム・キャラマル)と呼びます。

このクリスマス・プディングは、プラムが使われていることが多いので、プラム・プディングとも呼ばれるそうです。
中世のクリスマス料理、濃厚なスープや肉と果物が入った粥が起源で固形状になったそうで、牛脂、卵、砂糖、ドライフルーツ、ナッツ、香辛料、ラム酒などを混ぜ、蒸し、発酵させたものです。
クリスマス・デーには、蒸したり、茹でたり、湯煎をして加熱し、柊の枝を飾り、ブランデーをかけ、火をつけて出し、ブランデー入りバターやホイップ・クリームやカスタード・クリームをかけて食べます。

濃厚で芳醇な味、舌に絡むドライ・フルーツやナッツの食感を楽しむという、このクリスマス・プディングは、日本人には苦手な人も多いです。

Puddingはお菓子だけでなく、ソーセージの呼び名に使われることもあり、アメリカ英語のブラック・ソーセージ(豚の血で作った黒ソーセージ)をイギリス英語ではブラック・プディングと呼びます。

そして、Puddingには、食後のデザートという意味もあります。
結婚後、義両親ディナー&プディングに招かれ、どんなプディングをごちそうになるんだろうと楽しみにしていた私...
しかし、食後に出てきたのはチーズ・ケーキ。
に座っている主人に、思わず、「デザートはプディングと聞いていたけど?」と聞くと... 
「食後のデザートのことをプディングと呼ぶんだよ」との返答、その話をにし大笑いしました

また、Puddingには、ずんぐりした人、太っちょという意味もあります。
妊婦のこともプディングと呼び、妊婦へのお祝いには、「Congratulations! You are in the Pudding Club.」という言葉が使われます
まもなく、40歳を迎えるヨークシャー南部に住む3人の女性たちが同時に予想外の妊娠をするというストーリーの小説、「The Yorkshire Pudding Club」を読んだのですが、面白いですよ!
 では、皆様、楽しいクリスマスをお過ごし下さい!

2012年12月21日金曜日

◆ミント・チョコレート

今年もクリスマス前に友人たちとクリスマス・カレーに出かけました。
今年は何度も行ってる南インド料理屋、Banana Leaf へ。
このレストランは、コンテストで受賞してるんですよ!
カメラを忘れてしまった私、カレーの写真を撮れませんでした。
鬼に笑われそうですが...また、来年ということに。

ところで、このレストランでは、食後におしぼりとミント・チョコレートのサービスがあります。
このミント・チョコレートも、日本のステーキ・レストランや焼肉屋でもらミント・キャンデーやミント・ガムのよう口臭予防なのでしょうね。

イギリス土産として有名なミント・チョコレート、ネスレの「アフター・エイト」という名にもあるように夜の8時以降、食後に食べることが多いです。
このミント・チョコレートにはビターなダーク・チョコレートが使われていますが、やっぱり、ミルク・チョコレートでは合わないですね。
ミント・チョコレートのアイスクリームもダーク・チョコレートですものね。

では、ミント・チョコレートをいくつかご紹介します。
 有名な「アフター・エイト」には、ミント・クリームが入っています。

ペパーミント・オイルで味付けされたサクサクした砂糖の塊が入っています。

 ミント味のなめらかな糖菓にサクサクした砂糖の粒々が散りばめてあります。
 
イギリスでは、ほとんどのチョコレートにミント味があります。
キット・カットにもミント味があるんですよ!

2012年12月17日月曜日

◆サー・ジョン・ソーン博物館

ヘアカットでロンドンに出かけた時に、ずっと行きたかったサー・ジョン・ソーン博物館に行きました。
18から19世紀にかけて活躍し、ナイトの称号を得たイギリスの新古典主義の建築家、ジョン・ソーンの邸宅であったロンドン最小のこの国立博物館には、ジョン・ソーンの建築家としての素描や設計図面や建築模型、そして、ジョン・ソーンが趣味で収集した美術品が展示されています。
この博物館は、ロンドンの中心地である地下鉄ホルボーン駅の大通りから1本入ったリンカンズ・イン・フィールズという広場に面した静かな所にあります。
 リンカンズ・イン・フィールズという広場の入り口
 芝生が広がる広場
 ジョージア朝様式のテラス・ハウス
(壁を共有し、つながった戸建て住宅)
 博物館の入り口のドアには、クリスマス飾りのリースが
 博物館の看板

残念ながら、館内は写真撮影禁止なので、サー・ジョン・ソーン博物館のウェブサイトご覧下さい。

狭い館内に所狭しと並べられた古代エジプト、古代ギリシャ、古代ローマの美術品や ウィリアム・ホガース、ウィリアム・ターナーなどの有名な絵画の収蔵品はもちろん、天窓や窓、多彩な色のガラス、鏡、絵画展示の開閉式パネル壁などのジョン・ソーンによる建物の内装、そして調度品も楽しめます。
自然の光が差し込み、その光が鏡に反射する不思議な空間で数々の展示品を鑑賞していると、まるで過去にタイムスリップし、イギリス人の収集家の邸宅を拝見しているような感じがしてきます

この館内の調度品の椅子にアザミのドライ・フラワーが置かれているのを目にし、思わず、クリスマスの飾りですかと聞いたら...
入館者が座るのを避けるためだそうです(笑)

この博物館は大英博物館にも近く、入館も無料ですので、お時間がありましたら、是非、足を延ばして下さい。