2011年3月6日日曜日

◆ロンドンのおへそはどこ?

ロンドンをドライブしていて、道路標識に「ロンドンまで1マイル」という表示があります。
これは、ロンドンの中心地まで1マイルということですね。
では、ロンドンの中心地、おへそにあたる所は、どこでしょうか?

ウエストミンスター区の広場、「トラファルガー広場」(Trafalgar Squar)です!
「ナショナル・ギャラリー」の真正面にあり、1805年、「トラファルガーの海戦」(スペインのトラファルガー岬沖で行なわれたナポレオン戦争における最大の海戦)の勝利を記念して造られました。
中央に噴水があり、その隣に、巨大な4頭のライオンのブロンズ像に囲まれ、イギリス海軍提督、ネルソンの記念碑(ネルソン記念柱)が建っています。
この4頭のライオン、日本で見たことありませんか?
待ち合わせの場所として親しまれている、三越、日本橋本店の2頭の「ライオン像」は、この「トラファルガー広場」のライオン像がモデルなのです!

トラファルガー広場の四つの角には、四つの台座があって、その一つが、ピューリタン革命(清教徒革命)で処刑された「チャールズ1世の騎馬像」なのですが、この像のある所がロンドンの中心地、「ロンドンのおへそ」なんです! 

北西にある第四の台座には、1999年まで何も置かれていなかったのですが、1~2年の期間限定で現代アート作品が展示されるようになりました。
現代アートということで、賛否両論、意見が分かれています。
現在は、「Nelson’s Ship in a Bottle」が展示されています。
今後の展示予定作品は、ウェブサイトで見られます。 
http://www.london.gov.uk/fourthplinth/ 

この前、「ナショナル・ギャラリー」に行った時、「トラファルガー広場」を眺めて、ふと、清潔になったなと思ったのですが...
数年前に、鳩の糞の清掃費がかかるので、ロンドン市は鳩に餌を与えるのを禁止、餌を与えた者に罰金ということにしましたが、「人よりも鳩の方が多い」と言われていた「トラファルガー広場」、解決できませんでした。
鳩を襲うようにトレーニングした鷹が新たな解決策になり、鳩の数が激減したそうです。 
皆様、鳩に餌を与えると罰金ですので、お気を付け下さいね!

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