2011年5月16日月曜日

◆13日の金曜日

先週の金曜日は、13日、そう、「13日の金曜日」でした。
キリスト教や英語圏の国々では、迷信から不吉な日と言われています。
その13日の金曜日、英新聞、「ディリー・テレグラフ」に、「住所が13番地の家は隣家よりも平均£4,000も安い値段でしか売れない」との記事が載っていました。
「迷信を信じない買い手にとって、13番地の家は、お得に家を購入できる朗報である」とのコメントもありました。

やっぱり、イギリス人は、13という数字を忌み嫌うのですね。
びっくりしたことに、イギリス全国中の全ての通りの28%は、13の番地を欠番しているそうです。
忌避として、13階を12b階、12半階、14階にしたり、部屋番号、座席番号も同様にすることがあるそうです。
また、空港では13番ゲートを欠番、ホテルでは13階には客室を設けず更衣室や社員食堂などの従業員用施設にすることもあるそうです。

ところで、日本やイギリスで用いられているグレゴリオ暦では、1年に必ず1日以上、13日の金曜日があるそうです。
月の初日、1日が日曜日であると、その月の13日は金曜日になるそうです。
また、グレゴリオ暦は400年周期で同じ曜日パターンが繰り返されるそうですが、その400年周期で、13日は金曜日が最も 多いそうです。

これから、通りの番地、エレベーターの階、座席番号、ゲート番号などを気にして見るようになりそうです。
今までは、気にも留めなかったのですが...

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