2011年2月24日木曜日

◆1、2、3、4、5

紙に書かれた、こんなのを見たことありませんか?
これは、日本で投票の集計の時に使う「正」の字に相当します。
引いた線の本数で数を表し、5本ごとにまとめ記す手法、「画線法」で、英語では、「Tally Mark」(タリ・マーク)と言います。

1~5 の表記
5本目の線は、斜線(\)だけではなく、横線(-)もあるそうです。
また、左上から右下への斜線(\)の5本目と区別し、10本目を右上から左下への斜線(/)にする場合もあるそうです。

このイギリスのタリ・マークは、他のヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、ジンバブエでも使われているそうです。
日本のタリ・マーク、「正」は、中国、韓国、台湾でも使われているそうです。

イギリスらしい、こんなユーモアのあるタリ・マークのカフ・ボタンを発見しました!
ところで、指で数える時に、日本人は、「指折り数える」とか「屈指」と言うように、手を広げ、じゃんけんのパーの状態で親指から指を折りながら数えますが、イギリス人は、グー のげんこつの状態で親指から指を広げて数えます。
日本人も、レストランで「何名様ですか?」と聞かれ、「3名です。」と答える時には指を3本立てますが、自分の為には指を折って数えるというのは、日本人らしいなと感じます。

数え方といえば、イギリス人は、買い物のお釣りを計算する時に引き算ではなく、足し算をします。
例えば、£13の物を買い、£20紙幣で支払った場合
日本では、20-13=7で、£7を渡されますが...
イギリスでは、
1.£1を渡され、「14」
2.£1を渡され、「15」
3.£5を渡され、「20」
と数えながら、おつりを渡されます。 
この数え方は、物々交換をしていた歴史によるそうです。
初めは驚いたのですが、「郷に入っては郷に従え」、今は私も一緒に足し算してます。
レシートには、おつりとして£7が表示されますので、レシートを見て£7を渡した方が簡単だと思うのですが。(笑)

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